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「クリスタルラボラトリー」が完成オープン
《サタケ》

クリスタルラボラトリー外観
クリスタルラボラトリー外観
挨拶する佐竹利子代表
挨拶する佐竹利子代表
 株式会社サタケ(佐竹利子代表)が、かねてより広島本社に建設を進めていた新しいタイプの研究開発空間「クリスタルラボラトリー」が完成し、このほどオープンした。
 クリスタルラボラトリーとは、クリスタルビルと研究・実験施設(ラボラトリー)を合体させたもの。既設のクリスタルビルは、椰子の資料室、ガラス温室の椰子園を併設した機能的で美しいビルとして知られている。
 クリスタルラボラトリーは、「お客様とサタケ双方の夢を実現させる新しいタイプの研究開発空間」として位置づけられ、食に求められる「安全・安心・美味・健康」のメインコンセプトと、「生きている穀物と人にやさしく」、「連続から非連続へ(多用途搬送システム)」の2つのサブコンセプトから成り立っている。
 このコンセプトから開発された「多用途搬送システム」は各種穀物加工機械を多用途ラック内に立体配置し、1トン以下の穀物が入った運搬ボックスが、自動搬送機で各機械に搬送される。
 そこで加工・選別された穀物は再び運搬ボックスで次工程に搬送される。異品種混入や異物混入(コンタミネーション)を防止するとともに、穀物へのダメージを与えないシステムだ。クリスタルラボラトリーでは、このシステムを「共乾施設(籾から玄米へ)」と「精米施設(玄米から白米へ)」の2セクションに分けて設置し、それを後工程の「炊飯設備(アームラック式)」と「二次加工設備(無菌米飯)」に繋げる。1階から3階には、バイオセンシングやDNA解析などを行う10の研究室・分析室を集め、より高度な研究開発体制を整えた。また4階には、サタケ110年の歴史が一目でわかる「サタケ歴史館」をオープンさせた。
多用途搬送システム
多用途搬送システム
 クリスタルラボラトリーは、一般人や小中学生に、学習や精米体験などを通して、お米のことを知ってもらう場として、近日中の一般公開を予定している。
 7月11日に行われたクリスタルラボラトリー完成記者発表会で、佐竹利子代表は「創業110周年を記念し、クリスタルラボラトリーを建設・竣工させた。コンセプトは、安全・安心・美味・健康で、お客様とサタケ社員が、新しい価値の創造を行う場所でもある。これからも米穀業界をはじめ、世界の食の分野で貢献していきたい」と挨拶した。
(2005.7.15)


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