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新規除草剤をシンジェンタに技術供与 (2/8)
《住友化学》

 住友化学(株)は2月8日、シンジェンタ社(本社:スイス・バーゼル市)に新規除草剤の開発と販売に関するライセンスを供与したと発表した。契約額は明らかにされていない。
 本除草剤は、住友化学(株)の独自開発品で、低薬量で幅広い除草効果を示すことが最大の特徴。
 同社では、この新規開発品目の優位性を最大限に発揮するために、除草剤分野で高い市場シェアを有するシンジェンタ社をパートナーとして、市場開発を進めることが得策と判断し、ライセンス供与することにした。シンジェンタ社での開発コードは「SYN−523」。
 シンジェンタ社の2004年通年業績は14日にも明らかにされるが、特にブラジル、中南米などで顕著な動きを示していることから大きく伸長したものと思われる。2003年の農薬の通年実績は約55億ドルとなっており、このうち選択性および非選択性除草剤は約23億ドルに昇り、約42%と除草剤に強いシンジェンタ社を浮き彫りにしている。
 シンジェンタ社は、本剤を2010年以降の市場投入を目指し全世界で開発する計画であり、住友化学(株)は将来、主要国において本剤を取扱う予定。
 住友化学(株)は、研究開発を重視し優れた新製品の投入による農薬事業の拡大を目指しているが、なかでも果樹・野菜・非農業用分野に重点おいて研究開発を進めている。今回のライセンス供与は、こうした戦略のもと、研究開発成果の迅速な事業化をはかるとともに重点分野の事業拡大を推進するもの。
(2005.2.14)


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