農業協同組合新聞 JACOM
   
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イミダクロプリドで供給契約 マキテシム、ケミノバの2社と
《バイエル》

 バイエル クロップサイエンスは4月20日、マキテシム・アガン インダストリーズおよびケミノバに対して農業および非農業用分野(動物用は除く)に大型殺虫剤イミダクロプリドを期限付きで、非独占的な販売を認める供給契約を締結したと発表した。
 イミダクロプリドは、バイエル クロップサイエンスにより開発され、世界的に幅広く使用されトップクラスの殺虫剤に成長している。
 同社は、自社の販売に加え、両社の販売チャネルの強みを生かしてイミダクロプリドをベースとした各種製品の販売をさらに拡大することを目指している。両社は、本年から特定の国でイミダクロプリドを用いた自社製品を開発し商業化にはいるが、日本は当面対象となっていない。
 クロロニコチニル系に属するイミダクロプリドは、140種類以上の作物で多くの吸汁性害虫の防除に使用されている。同社では、100以上の国々でイミダクロプリドをベースとした製品群を今後も積極的に販売展開していく。

(2005.4.21)


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