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ビルが最高技術責任者に 研究・開発評議会も牽引
《ダウ・ケミカル》

ビルことバンホルツァー氏
ビルことバンホルツァー氏

 ダウ・ケミカル社(アンドリュー・リバリス社長兼CEO(最高経営責任者)、本社:米国ミシガン州)は12日、ウィリアム・F・バンホルツァー氏(48歳)をダウ本社副社長兼CTO(最高技術責任者)に任命したと発表した。7月14日付け。
 バンホルツァー氏は、米ゼネラル・エレクトリック社(GE)のアドバンス・マテリアルズ・グローバル・テクノロジーの副社長として、同グループの技術およびエンジニアリングを担当してきた。今回の就任で、ダウ本社のあるミッドランドに移る。
 今後は、リバリスCEO直属のもとにCFO(最高財務責任者)、CIO(最高情報責任者)など9名で構成する経営幹部会の一員となり、同社の研究開発部門を世界的規模で統括し、研究・開発評議会の議長として同会を牽引する。
 バンホルツァー氏の敬称はビル。リバリスCEOは、革新は化学産業の生命線だとするなか、「ビルはダウの遺産であり成長戦略の中核にいる。革新への情熱、鋭い市場感覚、先見的な研究開発能力に長け、ダウを新しい領域へ導いていくだろう」と賛辞を寄せている。
 バンホルツァー氏はマーケット大学(ウィスコンシン州)卒、化学専攻。イリノイ大学、ケミカル・エンジニアリング修士および博士号取得。2002年、エンジニアにとって最高の栄誉である米国工学アカデミー会員に選ばれている。

(2005.7.13)


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