農業協同組合新聞 JACOM
   
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農薬部門は1%増 アジアは安定維持
《シンジェンタ》

 シンジェンタ社(スイス・バーゼル)はこのほど、『2005年第3四半期業績』を発表した。売上は、前年同期より2%増加し13億9000万ドル(約1562億円)に達し、恒常為替レートでは1%の増加となった。
 また、今年9月までの売上は恒常為替レートで11%増加したが、これには2004年第3四半期に初めて統合し、売上が4%増加した米国種子会社の買収による増加分は含まれていない。
 農薬部門は、恒常為替レートで1%増加した。9月までの新製品全体の売上は、6億9400万ドルに達している。「カリスト」、「アクタラ/クルーザー」などが貢献した。アジア太平洋地域においては、中国、インドおよび日本での顕著な動きにより安定した業績を堅持している(グラフ参照)。
 種子部門の売上は、恒常為替レートで5%増加した。出遅れたヨーロッパも回復基調にある。畑作物用種子は、ラテンアメリカでの好調な業績が光っている。

(2005.11.1)


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