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トルコギキョウで新品種 琥珀のような輝き放つ
《サカタのタネ》

新品種『アンバーライトブラウン』(左)と『アンバーパープル』(右)
新品種『アンバーライトブラウン』(左)と『アンバーパープル』(右)

 (株)サカタのタネ(高橋英夫社長、本社:横浜市都筑区)ではこのほど、早生で中大輪の一重咲きトルコギキョウのF1品種『アンバー』シリーズ2色(「ライトブラウン」、「パープル」)(写真)を開発、9月より全国の種苗店ルートを通じて苗の販売を開始した。
 『アンバー』シリーズは、同社とトルコギキョウの世界では「佐瀬」ブランドとして注目されている個人育種家の佐瀬昇(させ のぼる)氏(千葉県在住)との共同開発により誕生している。ヨーロピアン調のシックな色合いと独特な質感の花弁に特長がある。
 同シリーズは、今までのトルコギキョウにはない琥珀(コハク)を思わせる美しい輝きを放っている。わが国で「すず婚式」と言われる結婚10周年(表)をイギリスでは「琥珀婚」といい、琥珀(英名:アンバー)を贈る慣わしがあるという。「幸福を贈る」というメッセージをもち、積年の愛が花開くとされる。
 結婚10周年記念を思い出深く演出する花束ギフトなどさまざまな提案が出来そうだ。価格は、406穴トレー(320本保証)で10080円(税込希望小売価格)。生花は、2006年4月頃より全国の有名フラワーショップなどから販売開始される予定。

わが国の結婚記念式年表

 

(2005.9.20)



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