農業協同組合新聞 JACOM
   
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きのこアドバイザー 地域の活性化に弾み
《日特振》

 日本特用林産振興会(飯塚昌男会長、東京都千代田区、以下「日特振」)はこのほど、茨城県つくば市の「つくば研修センター」で行っていた『きのこアドバイザー研修』を終了した。地域の活性化に弾みをつけるきのこアドバイザー34名が新たに巣立っていく。
 研修は、9月26日〜10月1日の6日間行われた。内容は「きのこの基礎・採取」、「きのこと健康」、「きのこの分類・同定」、「きのこの遺伝・育種」、「しいたけ栽培農家の見学」、「きのこアドバイザーとしての心構え」など盛りだくさんだった。
 開講当初、やや緊張気味の研修生たちだったが、談話室での毎夜のきのこ談義に緊張がほぐれ、お互いの情報を交換する中で親交を深めていった。閉校式でも「参加して本当に良かった」、「貴重な体験をさせてもらった」など、いずれも研修に満足した声が聞かれた。今後は、11月中旬の「レポート」審査を経て、12月1日の「きのこアドバイザー登録証」の交付となる。
 平成9年から行われている「きのこアドバイザー研修」。これまで198名が交付を受け、全国各地で活躍している。日特振では、「自信をもったアドバイザーを、地域で大いに活用してほしい」という。

きのこで新しい発見をした
きのこで新しい発見をした

(2005.10.17)


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