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農家子弟に奨学金
《報農会》

 (財)報農会(刈屋明理事長)では、山形県立農業大学校2年の小笠原隆道さんら5名に奨学金を贈呈する。2月8日、平成17年度農家子弟への奨学金贈呈についての審査委員会で決定した。
 この奨学金は、植物保護に関心をもち、農業後継者として科学的知識や技術を深めるために、県立農業大学校などに在籍して優秀な研究を行った農家子弟に対して贈られるもので、1983(昭和58)年度に発足して以来23回目にあたる。
 受賞者は、今回を含めて延べ105校105名におよんでいる。奨学金は賞状とともにそれぞれの在籍大学校長から贈呈される。

 【平成17年度受賞者および調査研究課題】
 ◇小笠原隆道(山形県立農業大学校 園芸経営学科花きコース2年)
   「ストックのビビフルフロアブルによる開花促進について」
 ◇宮路良彦(千葉県農業大学校 病害虫専攻研究科)
   「各種害虫の農薬に対する抵抗性」
 ◇山田将伯(和歌山県農業大学校 園芸課程果樹専攻2年)
   「極早生温州(岩崎)の有機、減農薬栽培が病害虫の発生および秀品率におよぼす影響」
 ◇松永浩二(香川県立農業大学校 担い手養成科果樹園芸コース2年)
   「ブドウ(ピオーネ)の果実品質におよぼす環状はく皮並びにジベレリン1回処理の効果」
 ◇谷口史明(熊本県立農業大学校 農学部園芸学科果樹コース2年)
   「熊本県内における果樹ハダニ類の薬剤抵抗性実態調査と防除対策」

(2006.2.13)


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