農業協同組合新聞 JACOM
   
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ポジティブリスト制度に全面対応 「農薬ゼミ」の継続開催も確認
《農薬工業会》

 農薬工業会(猪飼隆会長)は、3月8日の理事会でJA全農、農林水産航空協会、緑の安全推進協会など関係団体との連携を密にし、5月29日から実施される「ポジティブリスト制度」に対して、現場での適正使用を強めていく方針を明らかにした。
 同制度は食品衛生法の改正を受けたもので、3年以内の実施が決まっていた。世界で使用されている農薬について、食品に残留してもよい量を定めてリスト化し、基準がない農薬は原則として残留を禁止するというもの。国際的に、食用農産物に使用が認められている農薬数は800にのぼる。
 また、理事会では消費者とのコミュニケーションの一環として実施している「農薬ゼミ」の継続開催を確認した。3月16日の千葉市(同会関東支部主催)、8月9日の神戸市(同会本部主催)での開催が決定している。
 なお、農薬工業会総会は5月18日、日本橋倶楽部会館で行われる。

(2006.3.10)


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