農業協同組合新聞 JACOM
   
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技術革新などで農業製品部門強化 成熟分野はコストと資源を最適化
《BASF》

 BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)では、革新的な新製品の市場投入や製品群の最適化をはかり、農業製品部門をいっそう強化する。過去5年間に上市した農薬成分は8種類におよび、最大12億ユーロの売上が見込まれている。
 R&D(研究開発)にも積極的だ。2005年、同社は3億300万ユーロ(前年比11%増)のR&D費を投入した。投資の成果は着実に上がっており、革新的な有効成分のパイプラインからもたらされるピーク時の売上高は19億ユーロに達するものと見られている。
 また、同社は現在、除草剤耐性プロジェクトに注力するとともに、2005年に開発段階にこぎつけた新規殺虫剤を含む6種類の有効成分を開発中であり、2006年度以降の市場投入が期待されている。最大7億ユーロの売上が見込まれている。
 この他、同社は戦略的目標として資源とコストの厳格な管理を挙げている。収益性の高い革新的な製品に重点を置きながらも、成熟分野やコア以外の分野ではコストと資源の最適化を継続していく。
 この最適化は殺菌剤トリホリン、殺虫剤ホレート、欧州以外における除草剤イマザメタベンズ事業の売却として具現化された。さらに、ブラジルのレゼンデにあった製造プラントもエンプロイー・バイアウト(EBO:従業員グループによる事業の買収)により売却されている。
 さらに、製品群の絞り込みも継続される。2000年に300種類以上あった有効成分は、2006年には2005年末からさらに25%程度絞られ、約100種類にもっていく予定。最終的には、60種類程のコアな有効成分に集約される模様。

地域別売上高・製品別売上高
(2006.3.28)


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