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浅草寺本堂でしめやかに 第51回迎えた虫供養法要
《農薬工業会》

焼香する窪田会長(11月15日、浅草寺本堂にて)
焼香する窪田会長
(11月15日、浅草寺本堂にて)

 農薬工業会(窪田隆一会長、78会員)は11月15日、東京都台東区の金龍山浅草寺本堂において、恒例の虫供養法要をしめやかに執り行った。
 この虫供養法要は、1953(昭和28)年の農薬工業会設立直後から毎年行われているもので、本年で51回を数える。浅草寺の重要な年中行事の1つともなっている。
 当日は窪田会長、高橋、大内両副会長をはじめ、業界首脳、農水省、日植防、残研など関係団体から約70名が参加し、農産物生産のために犠牲となった諸虫の霊を慰めた。
 法要後の共同会見で窪田会長は、「本年は、ポジティブリスト制度に神経を使った1年だった。業界挙げた普及活動で基準値を超えた事例は極めて少なく、改めて日本の農産物の高い安全性が確認されたのではないか」と述べた。
 また、数量で前年度比97.9%、金額で同100.5%となった平成18農薬年度出荷実績については、「何とかダウンに歯止めがかかっているかに見えるが、底が止まったわけではない」と見ている。

(2006.11.22)


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