農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

世界初 土壌病害の発生を予測
『土壌診断用バイオセンサー』を実用化

《サカタのタネ》

 (株)サカタのタネ(高橋英夫社長、本社:横浜市都筑区)はこのほど、(学)片柳学園(相磯秀夫学長)と(独)産業技術総合研究所(吉川弘之理事長)バイオニクス研究センターの産学官の連携により、世界初の『土壌診断用バイオセンサー』の実用化に成功し、製品化する。
 『土壌診断用バイオセンサー』は、”畑が病害に冒されやすい性質をもっているかどうか”など、これまで、予測不可能であった土壌がもつ病害に対する潜在的な特性を、最先端のバイオセンサー技術を用いて測定する画期的な装置。
 実用化により、土壌の生物学的診断が可能になり、土壌病害を早期に予防・防除するための新たな道が切り拓かれたほか、既存の化学および物理学的診断を加えることで、農業生産の安定・向上のために求められていた土壌の総合診断も可能となる。  

(2006.5.22)


社団法人 農協協会
 
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-1-15 藤野ビル Tel. 03-3639-1121 Fax. 03-3639-1120 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。