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「サタケ・インターナショナル・バンコク」を開設
《サタケ》

SIBの事務所があるサタケ・タイランド外観
SIBの事務所があるサタケ・タイランド外観

 サタケは、アジア地域の営業戦略強化のため、これまでのバンコク駐在所を格上げし、タイに新しく現地法人「サタケ・インターナショナル・バンコク(略称SIB)」を1月12日に開設した。
 SIBは、精米機器などの現地生産工場であるサタケ・タイランド(STH)からの輸出機能を充実させ、販売強化を図る目的で設立された。
 これにより、特にタイ・インド間のFTA(自由貿易協定)の締結・実施に伴うインド市場への積極的輸出や、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジア、マレーシアなどの周辺諸国への販売活動を活発化させる考えだ。
 また、タイおよび周辺諸国において、バイオマスガス化発電設備などの、コメ以外の新分野での事業拡大も視野に入れている。
 これまで、STHの製品については、サタケ本社(日本)を通す三国間貿易で輸出を行ってきたが、今後はSIBによる直接輸出も行い、販売競争力の強化や業務の効率化により、売上・利益の拡大を目指していく。SIBは当初8名の人員構成でスタートし、初年度(2007年度)10億円の売上を計画している。

(2007.1.12)


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