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小髙根利明新社長 |
ＪＡグループの中核的な農薬会社である協友アグリ（株）（本社：川崎市高津区）の新執行体制が30日、固まった（別掲載）。髙﨑利一新会長、小髙根利明新社長のもと常務取締役営業本部長に安藤敏氏を据え、「筋肉質な経営体質」の早期構築を目指していく。
同社が16日に発表した組織改革は、支店機能を東、西の２極に集約し（従来の10支店を５支店に再構築）、各支店長の権限を高めながらその責任を明確化することを目指したもの。この意味で安藤営業本部長の抜擢は順当と思われ、大谷敏幸東日本支店長と野田悦郎西日本支店長が脇を固める。
同社の平成18年度決算は、決して満足できるものではなかった。これを受け平成19年度は、経営計画の柱となっている地域密着型品目推進体制の再構築・強化に全社員挙げて取組んでいく方針。
具体的には除草剤、空散剤、ＩＰＭ（総合的病害虫・雑草管理）関連剤を基軸とした園芸分野における重点品目の実消化（ＪＡ出荷）の拡大とサプライチェーンの改善など経営改善への取組みを加速させる。
その他、関連会社関係では渡邉孝一ヤシマ産業（株）社長、近藤俊夫（株）エスコ社長などが固まっている。
【小髙根利明新社長の略歴】
◇昭和27年12月10日、山形県山形市生まれ。54歳。早稲田大学法学部卒。
◇昭和50年全農東京支所肥料農薬部配属
◇平成７年札幌支所肥料農薬部肥料課長
◇８年札幌支所生産資材部肥料農薬課長
◇11年本所肥料農薬部農薬原体課長
◇13年本所肥料農薬部農薬課長
◇15年本所肥料農薬部次長
◇17年本所肥料農薬部部長
◇19年協友アグリ（株）社長
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