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四半期実績で過去最高を達成 農業科学は第3四半期に期待
《ダウ・ケミカル》

 ダウ・ケミカル(本社:米国ミシガン州)は7月27日、前年同期比6%増の過去最高となる2007年第2四半期売上高133億ドルを達成したと発表した。当期純利益は10億3900万ドル、1株利益は1.07ドルで、いずれも前年同期比2%増となっている。
 当期中の販売量は、特にヨーロッパにおけるほぼ全事業部門、アジア太平洋地域、中南米で堅調な動きを示し、北米で続く住宅や自動車分野の低迷およびヨーロッパで下落したハイドロカーボンやエネルギー部門の販売量減を補った。
 エネルギーおよび原料コストは急騰し、前年同期比で5億5000万ドルを上回る上昇となっている。これは高騰が継続して発生した中でも、過去最高となる値。各部門で徹底した価格・販売量管理で対応した。
 今後の展望として、リバリス会長は「農業科学事業部門が通常の季節調整を経るものの、第3四半期を通して堅調な需要を見込んでいる。エネルギーおよび原料コストは、第3四半期も比較的高止まり変動を続けるだろう」という。

(2007.7.31)



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