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アグリビジネス業界ニュース

アリスタ買収に名乗り
《欧州大手投資ファンド》

 アリスタライフサイエンス(株)(クリストファー・リチャーズ社長、本社:東京都中央区)の買収に向け欧州大手投資ファンドが動いた。
 本紙が、10月22日までに有力筋に取材したところ、買収に向けて動いたのは、欧州最大の投資ファンドのペルミラ。買収総額は約2500億円と見られている。
 アリスタライフサイエンスは2001年、旧ニチメン(現双日)と旧トーメン(現豊田通商)の農薬事業を統合して設立された。その後、米投資ファンドのオリンパス・キャピタルが双日株を譲り受け、同社が100%の株式を保有し、買い手を募っていた。
 有力筋によると、手を挙げていたのは投資ファンドに加え、マクテシムアガン(イスラエル)、ニューファム(オーストラリア)、ユー・ピー・エル(インド)など、いわゆる「ジェネリック」大手。
 買収総額において投資ファンドに落ち着いたものと見られる。2006年末の、アリスタの売上高は約1200億円。

(2007.10.22)



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