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2月24日から「世界らん展日本大賞」 ギリシャ神話をテーマに開催
《東京ドーム》

今年のテーマはギリシャ神話
今年のテーマはギリシャ神話

 世界らん展日本大賞実行委員会は1月31日、東京都文京区のホテルで、2月24日〜3月4日の9日間、東京ドームで開催される『世界らん展日本大賞2007』の概要を発表した。ギリシャ神話をテーマに開催されるもので、10万株を超える蘭が東京ドームを埋めつくす。
 今年のもっとも蘭の似合う女性に贈られる蘭の女王(オーキッド・クイーン2007)には女優の黒谷友香さんが選ばれた。黒谷さんは、「主に紫色がかった花が好き。蘭では、カトレアに魅力を感じます。蘭のように、上品で品格をそなえた女性になりたい」との思いを語った。
 また、特別展示を行う華道家の假屋崎省吾さんは、「今年は曲線を描ける竹が本来もっている特性をまんべんなく活かし、シンビジュームや胡蝶蘭などを交えながら、新鮮かつ素敵な世界を創造したい」と抱負を述べた。
 さらに、『きれいに撮る、素敵に撮られる』の演題で特別公演(3月2日)する写真家の織作峰子さんは、「蘭は複雑な形で、難しい被写体だと思います。美しく撮れる手法を提案していきたい」と胸の内を語った。
 日本大賞では、会場正面ゲートからシンボルゾーンまでをオーッキッド・ロードと名づけ、毎年、趣向を凝らした展示が行われているが、今年はオーキッドロード・ギリシャ神話『太陽の神・月の女神』のタイトルで、ギリシャ神話にちなんだ展示が行われる。
 蘭の語源ともなっている「オルキス」や頭髪が無数の毒蛇で知られる魔物「メデューサ」などの展示が行われ、太陽の神アポロンと月の女神アルテミスとともに楽しみたい。
 なお、会見には、世界らん展運営委員会の戸島雅彦委員長、同組織委員会の大場利一幹事ら多数が出席した。
 〈問い合わせ先〉世界らん展事務局 電話(03)3563−7879

(左から)黒谷友香さん、假屋崎省吾さん、織作峰子さん
黒谷友香さん
假屋崎省吾さん
織作峰子さん
(2007.2.7)


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