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清楚で華やかなアルストロメリア
秋の間のしっかりした生育が大切

《サカタのタネ》

アルストロメリア「テスティホワイト」
サカタのタネ
アルストロメリア「テスティホワイト」
 (株)サカタのタネ(坂田宏社長、本社:横浜市都筑区)が友の会会員向けに発行している『園芸通信』9月号では、『清楚で華やか。初夏に次々と花を咲かせるアルストロメリア』を特集した。清楚で華やかなアルストロメリアの世界がグッと広がってくる。
 アルストロメリアは、スッと伸びた茎の先にユリに似た小ぶりの花を放射状に咲かせる。名前は、スウェーデンの植物学者であるアルストレメールさんにちなんでいる。別名に「百合水仙(ゆりずいせん)」、「インカの百合」がある。後者は、南米インカ地方が原産であったことから命名された。
 アルストロメリアの特徴は、何といっても花びらの中にあるスジ状の斑点「スポット」にあるが、特集では世界で初めて「スポット」のないアルストロメリアを作った三宅勇さん((有)三宅花卉園・千葉県茂原市)が育てた品種を花色を豊富に揃えた。
 三宅さんとアルストロメリアの出会いは、ドイツから入手した1袋の多年草のタネだった。交配に交配を重ね、育種から5年後、群を抜いて美しいピンクのアルストロメリアを得るが、これが斑点のないスポットレスアルストロメリアだった。
 アルストメリアは9月中旬〜10月が植つけ時期。早めに植えつけ、秋の間のしっかりした生育が大切。
 『園芸通信』への問い合わせは、サカタのタネ 通信販売部 電話(045)945−8824まで。

(2007.9.27)



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