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緊急避難時に威力を発揮 ホームシェルターベッドを開発
《パアグ》

ホームシェルターベッド「BEX−1」
ホームシェルターベッド「BEX−1」
 1月17日は、未曾有の被害をもたらした阪神淡路大震災の発生からちょうど10年目にあたる。昨秋は新潟県中越地震にみまわれ、被災者は未だに仮設住宅住まいを続けている。巨大な東南海地震の発生も危惧され、さらには地震の発生にともなう津波の被害も喧伝されている。まさに日本列島は災害列島でもある。
 震災時の死傷者のほとんどが、家屋の倒潰や倒れた家具による打撲・圧死であるといわれている。各家庭でも家屋の耐震補強対策、箪笥など大型家具の転倒防止対策を図る必要があるだろう。
 地震に対する不安が高まる昨今、株式会社パアグでは、家屋内での安全確保を目的に、ホームシェルターの役割を果たすベッド「BEX−1」を開発、昨年末より販売を開始した。
 ホームシェルターベッド「BEX−1」は、地震が軽度の場合はヘッドボードのスイングを起こすことにより、静止加重で最大約50kgに耐える防護が出来る設計がなされていて、特に頭部を防護出来る。さらに強い震度の場合は、下部両サイドの跳ね上げ型の扉を上げてベッド内部に入ることが出来、静止加重2トンまで耐えるスチール製の構造になっている。
ホームシェルターベッド「BEX−1」
ホームシェルターベッド「BEX−1」
 また、外から食料などの緊急時の必要物資を入れ、非常時に中から取り出せる特殊引出しが具備されている。内部には、防災に必要なものを常備できると同時に、存在を知らせる通信機器やベル・笛などをいれておくことで、救助の必要性を外部に伝えることが出来る。
 両サイドの跳ね上げ型扉の内側には、ロックが出来る鍵が取り付けてあり、一人住まいの女性の場合などは、特に不審者の侵入があった場合の避難スペースにもなる設計がされている。
 ホームシェルターベッド「BEX−1」の本体価格は93500円(消費税込み)。この商品に対する問い合わせは、株式会社パアグ 〒536-0008大阪市城東区関目2−3−4 TEL06-6935-7055 広報担当:鳥井まで。
(2005.1.20)


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