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『苗当番シリーズ・ネギ用』発売へ 長期育苗に対応したプロ用培養土
《サカタのタネ》

 (株)サカタのタネ(高橋英夫社長、本社:横浜市都筑区)では、2004年春から野菜、花を問わず幅広く使えるプロ用培養土の新製品『苗当番』シリーズ2種を発売し好評を得ているが、このほど、同シリーズの新たなラインナップとしてネギやトルコギキョウなど、長期育苗に対応したプロ用培養土『苗当番シリーズ・ネギ用』を新発売する。
 従来の育苗培養土は、肥料の持ちを良くするため高濃度の肥料成分が含まれ、この肥料成分の不安定な放出が原因で発芽、生育ぞろいおよび根張りが悪くなり、根が焼けるなどの問題がしばしば起きていた。
 新製品は、肥料成分を徐々に安定して溶出するノンストレスタイプの緩効性肥料を採用することでこれらの問題を解決した。また、黒ピートモスを主体に透水材と同社オリジナルの微生物資材を配合することで、植物の生育のために極めて良好な環境を実現した。
 これにより発芽、生育ぞろいおよび根張りなどが極めて良くなり、増収のために不可欠な健康な苗が栽培できる。
 価格は、オープンとされ、1月12日から受注を、同下旬から販売を開始する。年間の販売目標は1億円を予定。
(2006.1.4)


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