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「キラップジョーカー」2剤型を発売 成分濃度見直し殺虫効果を最適化
《バイエル クロップサイエンス》



(左)キラップジョーカーフロアブル・(右)キラップジョーカー粉剤DL
(左)キラップジョーカーフロアブル
(右)キラップジョーカー粉剤DL

 バイエル クロップサイエンス(株)(ジョン グレイ社長、本社:東京都千代田区)はこのほど、新規水稲用殺虫剤『キラップジョーカー粉剤DL』、『同フロアブル』を市場投入した。有効成分濃度を見直し、各種害虫に対する殺虫効果を最適化した。
 本剤は、同社が開発したフェニルピラゾール系の化合物で、斑点米カメムシ類に対する優れた殺虫効果を有するエチプロールと斑点米カメムシ類および水稲中・後期害虫に対する優れた殺虫効果で評価の高いシラフルオフェンを組み合わせた薬剤で、両有効成分濃度を見直し、各種害虫に対する殺虫効果を最適化した水稲専用の殺虫剤に仕上げられた。
 特長は、2種類の殺虫成分の配合により各種のカメムシ類に高い殺虫効果を発揮する。斑点米カメムシ類に速効性があり、合わせて長い残効性が期待できる。水稲の中・後期害虫であるウンカ類、ツマグロヨコバイ、コブノメイガ、イナゴ類などにも優れた効果を発揮する、など。
 販売は、バイエル クロップサイエンス(株)と北興化学工業(株)の2社。

(2006.7.10)


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