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足腰が強いサンパチェンスの魅力
《サカタのタネ》

(C)サカタのタネ サンパチェンス4色集合写真
©サカタのタネ
サンパチェンス4色集合写真
 (株)サカタのタネ(高橋英夫社長、本社:横浜市都筑区)が、友の会会員向けに発行している『園芸通信』4月号では、『夏の庭を変えてゆく画期的な花 サンパチェンス』を特集した。
 生育旺盛で夏の暑さにも負けないこの植物には、素朴でひたむきな可憐さが感じられる。同社の小杉波留夫さんが解説している。
 サンパチェンスはインパチエンス属の植物で、サカタのタネが開発した優れた形質を持つ種間雑種(違う種との交配)によって生まれた栄養系(挿し木で殖やす)の新種だ。
 インパチエンスには、「忍耐がない」の意味がある。ちなみに、ホウセンカの実は大きく膨らみだすと、ちょっと触っただけで弾けて中のタネが飛び出す。忍耐力がなく、あまり我慢ができない。サカタのタネは、「忍耐がある」サンパチェンスを開発した。
 特徴は「旺盛な生命力、開花持続性、花の大きさ・鮮やかさ、簡便な栽培」(小杉さん)だと言う。性質と生育条件は、現在でも追跡調査されている。
 サカタのタネでは今春、サンパチェンスでレッド、ホワイト、オレンジ、マジェンタ グランデの4品種を揃えた。「降り足らぬ 砂地の雨や ほうせんか」(久女)。全体的に足腰がしっかりしているが、根っこはもっとしっかりしているのだろう。
 『園芸通信』への問い合わせは、サカタのタネ 通信販売部 電話(045)945−8824まで。
(2006.4.19)


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