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残米ゼロのコイン精米機新発売
《ヰセキ》



コイン精米機CP403
コイン精米機CP403

 コイン精米機は、昭和58年の発売当初から、同一の外観デザインで市場に定着していたが、増加傾向にあるスーパーマーケットやホームセンターなどへの設置を推進するため、同社は、全てのコイン精米機の外観イメージを統一し、新デザインでさらなる集客を目指していく。
 また、全てのタイプをコンタミ(異種米混入)対応の残米ゼロ機構付にし、さらに無人で営業する商品として、操作性・清掃性・メンテナンス性と、作業環境の更なる向上を折り込んで、昨年12月より販売を開始した。
新コイン精米機の主な特長は次ぎの通り。
○外観デザインの変更。
 前面看板は電飾式にした。夜間は自動点灯するので、遠くからの視認性も高く、利用者の拡大に繋がる。
○白度選択に「5分搗き」を追加。
 従来の白度選択である「上白・標準・8分搗き」に「5分搗き」を追加。選択範囲が拡大し、健康志向のユーザーも利用しやすくなった。
○音声ガイダンス機能(B型)。
 ユーザーが客室(作業スペース)に入ってきたら、音声により自動で利用手順を説明するので、初めての人でも戸惑うことなく簡単に利用できる。
○玄米持ち帰り機能を標準装備。
 投入ホッパーに残った玄米を持ち帰れるので、米を誤って投入した時や故障した時などに、玄米が取り出せる。
○残米ゼロ機構を装備。
 自分の米が、他の米と混ざるのを防ぐ残米ゼロ機構を装備してあり、安心して精米できるなど。
 日本の米全量の20%は、コイン精米機で精米されていると言われており、この分野は、発展の可能性と共に、メーカー間での競争の激化も予測されている。
 価格は、CP403D5Aで417万2700円、CPH403D5BVで532万7700円(共に税込み)。

(2007.1.24)


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