新農政により、担い手層への農地集約や集落営農化が進展し、大型トラクタには一層の高精度化・高能率化が求められている。クボタでは低い踏圧・高い作業精度・大きな牽引力・高速移動で特に担い手層・集落営農化に好評の、高速パワクロ仕様を、新たにシナジーＭＺシリーズに採用し発売した。
◎クボタトラクタ「シナジー高速パワクロＭＺ-HPCシリーズ」の主な特長は次の通り。
| １． |
快適性、作業精度と耐久性の向上。 |
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独自の揺動支点位置に加え、新たに開発した前遊輪のＷサスペンション構造と、揺動転輪の採用により振動吸収機能を向上させ、圃場に張り付くような追随性を更に高めた。これにより、最高約26km/hでの高速移動に加え、長時間作業での快適性と、機体が安定することにより作業精度を向上させ、局部的な面圧を低減することで、クローラの耐久性も向上させた。 |
| ２． |
２段可変トレッドの採用による作業幅の拡大。 |
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フレーム取付の新機構により、1320mmと1440mmの２段可変トレッドクローラを実現。ポジティブリスト制対応など、安心・安全で高品質な農作物づくりに向けた管理作業の機械化にも幅広い対応が可能となった。更に２種類のクローラ、２種類の前輪と併せて、作業に応じた選択が出来る。 |
| ３． |
新設計によるメンテナンス性・耐久性の向上。 |
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揺動支点やフレーム、転輪給油プラグ追加などの新設計により、作業後の清掃・メンテナンスを容易化。リアフェンダは新設計のパワクロ専用デザインのオーバーフェンダとした。 |
| ４． |
レーザーレベラーとのベストマッチ。 |
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高精度な制御を要求されるレーザーレベラー専用に、レーザーモードを標準装備。従来別売りだったレーザーコントローラーキットを購入することなく、低コストで簡単に高精度均平作業が出来る。 |
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ホイル機から踏襲の高機能。 |
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どんな作業でも途切れの無いスムーズな速度を実現するシナジードライブシステム。 |
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高速、高精度で信頼性の高いシナジー電子制御システム。 |
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快適スペースを更に進化させたキャビンとシナジーサルーン。 |
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ワンクラス上のメンテナンス性。 |
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トラクタと一体設計の純正ロータリなど。 |
価格はMZ65QMAXTHPCIRF22Cで773万6400円、MZ75QMAXTHPCINNRF22Cで808万2900円（共に税込み）。２月より全国販売されている。
