アグリビジネス業界ニュース／ＪＡＣＯＭ

アグリビジネス話題の製品

『Ｆ１　ピカソシリーズ』　栽培しやすい大輪パンジー
《タキイ種苗》

大輪パンジー『F1ピカソシリーズ』

大輪パンジー『F1ピカソシリーズ』

　タキイ種苗（株）（瀧井傳一社長、本社：京都市下京区）は11月30日、株のまとまりが抜群で、栽培しやすい大輪パンジーの新品種『Ｆ１　ピカソシリーズ』を発表した。17色を試験販売していく。
　近年、パンジー市場は過剰生産の傾向にあり、飽和状態に近いとも見られている。販売する量販店や園芸店などでも、大量のパンジーが店頭に並び、その種類も多い。
　このような背景のもと、生産者、販売者、消費者のニーズは、出荷から店頭、購入まで品質がよく、ポットパフォーマンスにすぐれ、ロスが少ないパンジーにある。
　今回、発表した大輪パンンジー『Ｆ１　ピカソシリーズ』は、花径が約８cm、花首や節間が短く短期間では株が乱れにくいのが最大の特長。

F1ピカソシリーズのロゴ

F1ピカソシリーズのロゴ

根張りがよく、まとまり感のある草姿となり、花上がりにもすぐれていることから、本命の11月～12月の秋出荷に最適とされている。
　2008年は、営利生産者向けに試験販売される。希望小売価格は、1000粒で2900円（税込み3045円）。
〈問い合わせ先〉
タキイ種苗（株）　営業部園芸課　電話（075）365－0123

（２００７.１２.６）