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『ダニゲッター フロアブル』を上市 落葉果樹、茶のハダニ類に優れた効果
《バイエル クロップサイエンス》



BCS-ダニゲッターフロアブル

 バイエル クロップサイエンス(株)(ジョン グレイ社長、本社:東京都千代田区)は1月21日、落葉果樹、茶の重要害虫であるハダニ類に対して優れた効果を有する新規の殺ダニ剤『ダニゲッター フロアブル』(有効成分:スピロメシフェン)を上市した。
 本剤は、ドイツ・バイエル クロップサイエンス社が開発した環状ケトエノールに属する新規化合物で、既存剤にはない新しい作用機作を有している。同系統の化合物では、既に、かんきつ類用に『ダニエモン フロアブル』(同:スピロジクロフェン)が上市されているが、今回の『ダニゲッター フロアブル』は落葉果樹、茶用として開発されたもの。
 本剤は、適用スペクトルが広く、サビダニ類、ホコリダニ類に対しても高い効果を有していることから、これらの諸害虫に対しても適宜、適用拡大が予定されている。
 この分野の市場は、現在、約115億円と見られているが、同社では、普及にあたって「使用回数の遵守およびキメ細かな技術指導を展開」していく中で、4年後のシェア10%(10億円強)を目指していく。

適用害虫の範囲および使用方法・表

(2008.1.23)



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