農業協同組合新聞 JACOM
   
催しもの

設立40周年でイベント 「ダイセン」が縦糸に 《全農薬》

 全国農薬協同組合(松木三男理事長、東京都千代田区)は11月16日、東京都港区の虎ノ門パストラルにおいて同組合40周年にともなう記念講演、シンポジウム、記念式典、記念パーティーなど一連のイベントを行う。40年という寄せては返す歴史の波に想いが漂う。
 遡ると、商系卸業者のまとめ役としては1952(昭和27)年に各県卸商組を加入員とする全国農薬商業協同組合連合会(全商連)が結成されていたが経済的基盤はけっして強くなかった。そこで経済事業としての共同購買事業をベースに個別企業を加入員とした全国農薬協同組合(全農薬)が1965(昭和40)年に設立されるに至った。
 以来、全農薬は経済、教育情報、組合員福祉など各種事業を積極的に展開しているが、縦糸として推進力となったのは明らかに「ダイセン」であった。農薬安全コンサルタントで構成される全国農薬安全指導者協議会(安全協)の立ち上げ(昭和54年)の意味も大きい。

 

(2005.11.2)


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