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米の異品種混入割合、0.8% 17年産DNA検査 (7/26)


 17年産米に対するDNA検査で、産地品種銘柄とDNA分析結果が完全に一致したものは99・2%で異品種の混入が認められたのは0・8%だった。
 DNA分析を行ったのは、登録検査機関が産地品種銘柄の証明を行った1万6443点。対象となった品種は、コシヒカリ、ひとめぼれ、ヒノヒカリ、あきたこまち、きらら397、はえぬき、つがるロマン、ササニシキ、ハナエチゼン、夢つくしの10品種。
 DNA分析で異品種の混入が認められたのは131点。このうち誤って品種名を記したケースや品種の取り違えが16点あった。残りの115点のうち、異品種混入程度でもっとも多かったのは25粒中、1〜3粒で59点だった。ついで4〜6粒が29点となっている。異品種混入が認められたものは銘柄証明を是正した。
 品種別では、コシヒカリ、あきたこまち、ひとめぼれでそれぞれ29点の混入がありもっとも多くなっている。
 米のDNA分析は農産物検査に対する一層の信頼を確保するための基礎的データ収集を目的に昨年から実施されている。

平成17年産米のDNA分析調査結果
 
(2006.7.26)

 

 

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