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米の異品種混入限度水準4、5%が妥当
農水省の検討会が意見まとめる −農水省 (11/10)


 農水省の米の農産物検査等検討会(2006.10.10既報)は、11月10日第2回検討会を開き、米の農産物検査等の見直しに関する意見をまとめた。
 産地品種銘柄の判定方法は、鑑定に要する時間、コストを考え、今後とも現行通り農産物検査員の目視を基本とすることとした。検査員の判定結果は、16年産米で98.1%、17年産米で99.2%がDNA分析結果と一致しており、この手法を評価したもの。
 異品種の混入については、稲作の生産実態から不可避に発生するため、混入限度を設定すべきとし、混入の限度水準は4%か5%が妥当だとした。
 農水省は今後、具体的な検討に入る。

(2006.11.20)



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