農業協同組合新聞 JACOM
   
農政.農協ニュース

斑点米・果樹カメムシ類が多め
穂いもち、ウンカ類にも注意を −農水省・病害虫発生予報


 水稲の穂いもち・斑点米カメムシ類・ウンカ類、果樹カメムシ類などに注意が必要だ。病害虫発生予報第6号(8月10日発表)でもこのことは指摘されているが、各都道府県の発生予察情報に留意し、地域ごとの防除要否を見極めた防除が大切。
 穂いもちの発生は関東、東海の一部で「多い」となっている。穂揃い期を迎える地域では穂いもちの防除を実施し、上位葉に病斑が見られる場合など穂いもちの多発する兆候が見られるほ場では、穂揃い期7〜10日後の追加防除が基本。
 斑点米カメムシ類の発生は東北、南関東、東海、近畿、中国、四国および九州の一部で「多い」となっている。宮城で警報が、岩手、青森、島根で注意報がでている。出穂後の水田周辺や畦畔での草刈りを避け、カメムシ類の種類にも注意を。
 セジロウンカは東海、近畿および北九州の一部で、トビイロウンカは中国および九州の一部で、それぞれ発生が「多い」となっている。
 果樹カメムシ類の発生は南東北、関東、甲信、東海、近畿、中国、四国および九州の一部で「多い」となっている。農水省によると、8月21日までに福島、茨城など27都府県で注意報がでている。
 果樹カメムシ類はヒノキなどの球果を好み増殖する。「昨年は、ヒノキなどの球果が多かった表年に当たり成虫の発生が多く、その成虫が今年の春先にかけてでてきた。今年はその逆で裏年に当たるため球果が比較的少なく、新しい世代が増えていません。飛来は徐々におさまるでしょうが、飛来に応じた適切な薬剤防除が重要なことは言うまでもありません」(足立礎果樹研究所果樹害虫研究チーム長)という。
 なお、病害虫発生予察情報は予報、月報、注意報、特殊報、地区報、その他に分けられている。今後の発生予報の発表は第7号(9月上旬)、第8号(11月下旬)、第9号(3月上旬)の3回となっている。

(2006.8.25)

 

社団法人 農協協会
 
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-1-15 藤野ビル Tel. 03-3639-1121 Fax. 03-3639-1120 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。