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JA共済連が「交通安全協力団体表彰」を受賞
 −交通安全ミュージカルなどに高い評価 (1/18)


第46回交通安全国民運動中央大会で表彰を受ける野村会長。日比谷公会堂で。
第46回交通安全国民運動中央大会で
表彰を受ける野村会長。日比谷公会堂で。
 JA共済連は、(財)全日本交通安全協会と警察庁主催で1月18日に開かれた「第46回交通安全国民運動中央大会」で、毎年、1団体のみ表彰される「交通安全協力団体表彰」を受賞した。
 交通事故による年間死者数は5年連続で減少しており、昨年は約50年ぶりに6000人台となった。しかし、年間の死傷者数は、国民の100人に一人にあたる115万人を超える状況にある。
 大会で常陸宮殿下は「交通事故情勢は依然として厳しい状況にある。安全で快適な交通社会の実現は国民すべての願い。お互いに協力して国民総ぐるみの運動を推進されることを心から願ってやみません」とお言葉を述べられ、また、今井敬(財)全日本交通安全協会会長は「世界一安全な国のためには国民の意識高揚が一層大切。とくに参加、体験型の交通安全教育が必要」などとあいさつした。
「長年の地道な活動が評価され感激している」と話す野村会長
「長年の地道な活動が評価され感激
している」と話す野村会長
 JA共済連は、幼児を対象にした日本で初めての参加型交通安全教育ミュージカル「JA共済親と子の交通安全ミュージカル−魔法園児マモルワタル」を平成16年に開発し全国で公演を行っている。このミュージカルは、単に鑑賞するだけでなく客席の幼稚園児たちも舞台にあがって主人公とともに、実際に横断歩道を渡るときの手の上げ方や信号の意味などを学ぶもの。そのほかJA共済連では高齢者の交通事故防止を目的とした「交通安全レインボー体操」を開発し普及に努めてきた。
 今回の受賞はこうした交通事故防止や交通安全教育への取り組みが評価されたもので、昭和47年、平成8年に続き3度め。
 大会で表彰を受けた野村弘JA共済連経営管理委員会会長は「大変、名誉なこと。長年の地道な活動が評価され大変感激している」などと語り、今後ともJA共済連として暮らしの安全、安心に貢献していきたいと話した。
(2006.1.24)


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