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BSE患畜、27例を確認 (5/17)


 5月17日に死亡牛を対象にした北海道の農場サーベイランスの結果、BSE陽性となった乳牛は動物衛生研究所の確定検査でも陽性となり、19日、農水省のプリオン病小委員会がBSE患畜と確定診断した。国内で27例め。今年に入って6例めとなる。
 この牛は肉骨粉給与禁止など法的な飼料規制が実施された平成13年10月以前の12年(2000)8月生まれ。北海道豊頃町で飼養されていた雌のホルスタインで5歳8か月だった。
 これまでの27例の出生年でもっとも多いのが、平成8年(1996)生まれで12頭が確認されている。次いで多いのが12年生まれで9頭。この2年に27例中21例と集中している。

(2006.5.23)



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