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農政.農協ニュース

総合力を発揮して目標達成を　−家の光協会総会　（６/21）

挨拶する池端会長 　（社）家の光協会は６月21日、第63回通常総会を開催し、17年度事業報告等を原案通り承認した。池端会長は挨拶で、「『人が元気、組織が元気、地域が元気』をスローガンに元気キャンペーンを進め、ＪＡグループと連携してＪＡ教育活動促進に取り組んでいる。また、18年度は21世紀第２次家の光事業中期計画の総仕上げの年で、家の光事業の総合力を発揮して取り組みたい」と、第２次中期計画の目標達成を誓った。 ■総合推進を展開、前年を上回る成果 　17年度事業報告では、ＪＡへの結集力を高めるため「家の光」「地上」「ちゃぐりん」の総合推進を展開し、「家の光」については、年度目標達成は平月号では神奈川県、静岡県、大阪府、奈良県の４府県であったが、年間累計部数では13都県（昨年は７府県）が前年を上回るなど、それぞれの雑誌で普及拡大に努めたことが報告された。また、昨年５月号で創刊80周年を迎えた「家の光」は、前年度から長期愛読者拡大運動に取り組むと同時に、記念のテレビ番組制作や記念ミュージカルの企画・運営などを行った。 　次世代対策支援として、農水省や全中と連携して農業体験に取り組む子どもたちの全国ネットワーク「子どもファーム・ネット」を７月15日に立ち上げ、活動コンクールや全国交流会などを実施した。その他、公益性の高い地域活性化支援活動としては、「第12回世界こども図画コンテスト」、「農山漁村女性起業講座」、生産者と消費者の交流などを実施した。 　機構改革に関しては、事業環境課題への総合的な対応をはかるため新たに『協同・文化振興本部』を設置し、18年４月１日から『総務本部』、『協同・文化振興本部』、『制作本部』、『普及文化本部』および『経営企画室』の４本部１室による事業運営体制をスタートさせた。 ■愛知県中央会が事業目標達成で特別表彰 　役員人事では、平和男理事（前全国農協青年組織協議会副会長）、星野利夫監事（前千葉県農協中央会会長）が退任し、新たに坂元芳郎理事（全国農協青年組織協議会副会長）、林茂壽監事（千葉県農協中央会会長）の就任が決まった。 　また、「家の光」「地上」「ちゃぐりん」の月平均部数（特別普及運動号を除く）が▽目標部数を上回った、▽年度内に目標部数を達成し継続確保した、などの普及成果をあげたＪＡ中央会を表彰する『家の光事業目標達成表彰』が行われた。「家の光」平月号４府県、12月号37都府県、１月号６府県などの中央会と、「家の光」の県下一斉普及活動に取り組み県全体で8000部の継続部数を実現したことが評価され、愛知県中央会が普及特別表彰された。

（２００６．６．２８）

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