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早生みかんの出荷量少ない見通し 予想生産量は前年の82%
−全果協


 全国果実生産出荷安定協議会(全果協)かんきつ部会によると、今年の早生みかんの各産地からの出荷は10月末〜11月初旬から始まり、ほぼ出そろっているが、出荷量は少ない見通し。
 かんきつ部会の調べでは、10月1日現在の予想生産量は35万t(前年対比82%)で、13年産以降でもっとも少なかった16年産の95%と、近年になく生産が少ないため。
 主な産地では、和歌山が7万4800tで前年対比83%、愛媛が6万700tで同76%、熊本が4万1500tで83%、静岡が3万6500tで同95%など。
 品質は昨年より良く仕上がっているという。11月6日に東京・大田市場でおこなった品質調査では、全国平均の糖度が12.0度、酸度が0.9%だった。17年産では、糖度が11.9度、酸度が0.8%だった。

(2006.11.21)



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