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食品廃棄物等の再生利用率約6割に上昇〜17年度実態調査結果
−農水省  (11/17)


 農水省は11月17日、食品産業における平成17年度の食品廃棄物等の再生利用の実態調査結果を公表した。
 食品産業の製造過程で出る生ゴミや外食過程で出る食べ残しなどの食品廃棄物等の17年度の発生量は1126万2000tで、平成14年度から毎年ほぼ同じ水準になっている。このうち、肥料、飼料などの原料として有効利用されたのは666万4000tで、発生量の59%。前年に比べ8ポイント増えた。
 平成12年6月に施行された「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律」=食品リサイクル法は、食品メーカーや小売店、レストランなどが、できるだけ食品廃棄物を出さないよう努めるほか、食品廃棄物を肥料や飼料、油脂、油脂製品、メタンの原材料として有効利用することをめざしている。
 用途別の主な仕向け割合は、飼料(39%)、肥料(36%)、油脂・油脂製品(バイオ燃料など)(5%)など。

食品廃棄物等の発生量と再生利用量の推移

(2006.11.22)



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