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はくさい・だいこんを6県本部合わせて1万975トン廃棄 −JA全農


 JA全農は平年に比べ卸売価格が大幅に下がっている秋冬はくさい、秋冬だいこんについて、緊急需給調整により産地廃棄を実施することを農水省に届けた。茨城県本部8800トンなど計1万975トンが対象となる。
 秋以降、好天が続き生育に恵まれたため出荷が集中したこと、気温が高めで鍋もの等の需要が低迷し消費が伸びないなどが原因で、平年に比べ卸売価格が大幅に下がっている。茨城県本部など6県本部の廃棄量の内訳は(表)の通り。全農県本部以外では、(有)稲葉園芸(茨城県)が30トン、熊本県経済連が600トンを処分し、合計で1万1605トンが廃棄される。
 廃棄は11月30日までに実施され、農家は実施量に応じて(社)全国野菜需給調整機構から交付金が支払われる。今回の交付金単価は、はくさい17円/Kg、だいこん27円/Kg。

実施計画の表

(2006.11.28)



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