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上位5位にコシヒカリなど昨年と同じ銘柄
−平成18年産水稲の品種別収穫量 (2/23)


 農水省統計部が2月23日公表した平成18年産水稲の品種別収穫量は、1位が「コシヒカリ」で320万t(前年産対比95%)、全収穫量に占める割合は37.4%(前年産は37.1%)だった。作付面積、収穫量とも昭和54年に「日本晴」を抜いて以来、全国第1位の座を保っている。
 2位は「ひとめぼれ」で、84万700t(同9.8%)。3位は前年4位の「あきたこまち」が繰り上がり、76万6500t(同9.0%)。
 4位は九州を中心に台風第13号による潮風害を受け、前年産対比84.5%だった「ヒノヒカリ」(前年は3位)で70万4300t(同8.2%)。5位は「はえぬき」で、29万3400t(同3.4%)。1、2、5位の3銘柄は昨年と同じ順位。1〜5位の5銘柄で水稲の収穫量の67.8%を占めている。
 都道府県別の水稲の収穫量1位の品種は、「コシヒカリ」が22府県、「ヒノヒカリ」が12府県、「ひとめぼれ」「キヌヒカリ」が2県のほかは単一道県・単一銘柄となっている。
 もち米の収穫量は27万2700t(同3.2%)だった。1位は北海道で4万6300t、2位は新潟県2万6700t、3位は熊本県1万9500t。例年は2位の佐賀県は、台風被害で収穫が大幅に減った。

(2007.2.26)

 

 

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