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〜全農新潟県本部、平成19年産米の仮渡金単価を決定


 全農新潟県本部は8月20日、本部運営委員会を開催し、19年産米の仮渡金単価(1等60kg当たり、税込み、JA米基準)を決定した。コシヒカリの魚沼地区は1万8000円、一般、岩船、佐渡地区は1万円。こしいぶきは8000円。醸造用米の五百万石、もち米のこがねもちは1万円とする。
 今後、営業力を強化して取引先に対しきめ細かな販売対応をすすめるほか、効果的な宣伝広告、キャンペーン、流通経費削減などにつとめ、契約・販売状況をみながら、可能な場合はすみやかに追加払いを実施する。
 また、コシヒカリは販売価格水準が高く、17、18年と2年連続で販売苦戦したため、競合する他県産価格との価格差を縮小し、シェアの回復、拡大をめざすこととした。卸売業者への販売価格を下げ、消費者から買ってもらえる値頃感のある価格帯に設定できるようにする。
 9月12日に新潟市で開催した卸売業者との懇談会では、同方針を説明した。

(2007.9.14)

 

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