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平成19年産米の検査結果(10月15日現在) −農水省 (10/26)


 農水省総合食料局が10月26日公表した10月15日現在の水稲うるち玄米の検査数量(速報値)は、283万2500tだった。18年産の同期対比では105.1%、17年産対比では96.3%。9月末日時点からの半月で約139万t余り増え、倍増した。
 等級の1等比率は82.3%(18年産同期は79.7%)、2等14.8%(同17.8%)、3等1.6%(同1.6%)、規格外1.3%(同0.9%)だった。
 2等以下に挌付けされた主な理由は、心白・腹白(24.5%)、着色粒(20.4%)など。
 水稲うるち玄米の地区別1等比率は北海道93.6%、東北91.3%、関東90.9%、北陸82.5%、と高いが、一方東海64.7%、近畿63.6%、中国四国54.2%、九州34.2%、沖縄35.3%となっている。梅雨前線や台風の影響をくっきりと示した”東高西低”型で、地区別の差も大きく、九州の1等比率は北海道の約3分の1となった。
 水稲もち玄米の検査数量は6万7900t(前年産同期対比81.9%)、醸造用玄米は3万1200t(同107.8%)だった。

(2007.10.30)

 

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