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平成19年産米の検査結果(10月末日現在) −農水省 (11/13)


 農水省総合食料局が11月13日公表した10月末日現在の水稲うるち玄米の検査数量(速報値)は、359万2600tだった。18年産の同期対比では101.3%、17年産対比では98.3%。10月15日時点からの半月で約76万t増えた。
 等級の1等比率は81.2%(18年産同期は79.5%)、2等15.6%(同17.4%)、3等1.8%(同1.9%)、規格外1.3%(同1.2%)だった。
 2等以下に挌付けされた主な理由は、充実度(24.0)、心白・腹白(23.1%)などによるもの。
 水稲うるち玄米の地区別1等比率は北海道92.7%、東北91.0%、関東90.1%、北陸82.1%、と高いが、一方東海64.5%、近畿65.3%、中国四国52.0%、九州32.7%、沖縄35.3%となっている。梅雨前線や台風の影響を反映した”東高西低”型で、地区別の差も大きい。
 水稲もち玄米の検査数量は10万2100t(前年産同期対比87.3%)、醸造用玄米は5万100t(同108.9%)だった。

(2007.11.14)

 

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