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北海道きらら397 1万5000円台へ
−米取引・価格センター第17回取引結果 (12/19)


 (財)全国米穀取引・価格センター(コメ価格センター)の第17回取引が12月19日実施され、11産地品種銘柄2299tが上場され、全量が落札された。
 北海道きらら397は1等60kg当たり包装代等込み加重平均で1万5249円となり、前回上場の11月28日時点よりさらに434円(2.9%)上がった。前年産同月より351円(2.4%)高い。
 長野コシヒカリを除き、他の産地品種は全て前回落札価格を2.9〜0.7%上回った。北海道を除き、前年産同月よりは259〜1126円安い。全体の申し込み数量倍率は5.9倍となった。
 11月28日の19年産政府買い入れ米の入札開始を境に、市場の買い意欲は一転して活気付き、堅調ムードが続いている。北海道産は配分が抑えられた卸が応札している。卸は当面の玉を確保済みだが、先行きの玉細りに備え、買い増しているとみられる。

(2007.12.20)

 

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