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第13回フォーラムを開催 シミュレーションモデルなど
−農水省・植防全国協議会 (6/12)


挨拶する別所智博植防課長
挨拶する
別所智博植防課長
 農水省・植物防疫課と植物防疫全国協議会は6月12日、農水省講堂で『第13回農作物病害虫防除フォーラム』を開催し、病害虫発生予察におけるシュミレーションモデルの活用や農業者自らが実施できる防除判断手法などで討論を行った。
 
講演に立った野崎匠専門研究員
講演に立った
野崎匠専門研究員
席上、農水省・植物防疫課の別所智博課長は、病害虫防除は農作物を安全で品質が良く、かつ安定的に供給するという意味で欠かすことのできないものであるが、「昨今、環境が大きく問われており、病害虫防除においても環境負荷を抑えていくことが大事」だとし、IPM(総合的病害虫・雑草管理)などの進展を強調した。
 病害虫発生予察におけるシュミレーションモデルの活用については、山口県・病害虫防除所の野崎匠専門研究員が行った。今後の課題として、指導者のみならず、生産者が見て読んで理解し、行動できる情報の作成、生産者が直接利用できるシュミレーションモデルの開発などを指摘した。

(2007.6.19)

 

 

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