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コブノメイガが多発傾向 トビイロウンカの発生も
−病害虫発生予報第6号 (8/9)


コブノメイガ (害虫図鑑より)
コブノメイガ (害虫図鑑より)
 農水省は8月9日、『平成19年度病害虫発生予報第6号』を発表した。水稲のいもち病、コブノメイガ、斑点米カメムシ類およびウンカ類、かんきつ類のかいよう病およびなしのシンクイムシ類の発生が「多い」と見られている。
 穂いもちの発生は南関東で「やや多い〜多い」、東海、近畿および中国の一部地域で「やや多い」と予想している。また、紋枯病の発生は北陸の一部地域で「多い」、北東北、関東、東海、近畿、四国および南九州の一部地域で「やや多い」とされている。発生状況に応じた薬剤散布を。
 斑点米カメムシ類の発生は南関東、東海および北陸の一部地域で「多い」、中国の広い地域並びに近畿および四国の一部地域で「やや多い」、北海道、南東北および北関東の一部地域で「やや多い」と見られている。斑点米の原因となるカメムシ類の種類が地域によって異なるため要注意。
 久々に、コブノメイガが猛威をふるっている。九州の広い地域で「多い」、中国および四国の広い地域並びに北陸の一部地域で「やや多い〜多い」、近畿の一分地域で「やや多い」となっている。防除適期は、発蛾最盛期の7日後とされている。
トビイロウンカ (写真提供:鹿児島県病害虫防除所)
トビイロウンカ
(写真提供:
鹿児島県
病害虫防除所)
 トビイロウンカの発生も九州の広い地域で「やや多い〜多い」、中国および四国の一分地域で「やや多い」となっている。発生量に応じた薬剤散布を心がけたい。
 野菜類関係では、タバコガ類およびハスモンヨトウが心配されている。若齢期を重点とした適期防除の実施を。
 かんきつかいよう病の発生は北九州で「やや多い〜多い」、中国および南九州の一分地域で「やや多い」と予想されている。伝染源となる発病葉・枝の確実な除去が望まれる。
 なしのナシヒメシンクイなど、シンクイムシ類の発生が北九州の一部地域で「多い」、中国の一分地域で「やや多い〜多い」北関東および東海の一部地域で「やや多い」見られている。
 茶での病害虫の発生にも、来年の栽培に向け注意を。炭そ病、チャノコカクモンハマキ、チャノホソガ、チャノキイロアザミウマなど注視したい。
各都道府県が発表している注意報及び特殊報

(2007.8.10)

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