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鳥インフルエンザ発生で対策本部 −JAグループ


 宮崎県清武町で発生した鳥インフルエンザは1月16日に強毒性のH5N1型と確定したが、JAグループでは各団体が対策本部を設置、今後、連携して対応することにしている。
 10日から11日にかけて死亡鶏の急増を受け、宮崎県ではJA宮崎経済連は12日に、畜産防疫対策本部を設置し、理事会とJA畜産担当部会長会議を開催し対応を協議。県下JAと畜産農家に対し防疫対策の徹底をはかったほか、県と連携して発生農場付近3か所に消毒ポイントを設けて、全畜種の飼料運搬車両の自主的消毒を始めた。
 同日にはJA全農も畜産事業本部に高病原性鳥インフルエンザ対策委員会を設置、情報収集・発信、防疫体制の徹底、風評被害防止に取り組んでいる。
 また、15日には農林中央金庫が、影響を受ける養鶏農家、食鶏処理業者などを対象にした資金融資に関する相談窓口を設置した。
 JA全中では、今後、状況に応じて「全国団体対策本部」のもとで各団体と連携して対応することにしている。

(2007.1.23)

 

 

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