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農政.農協ニュース

岡山県高梁市でもＨ５亜型の鳥インフルエンザが発生 野生動物の侵入防止・衛生対策強化で再発防止を　（１/29）

１月27日に岡山県高梁市川上町の採卵鶏農場（約１万２０００羽飼養）で発生した高病原性鳥インフルエンザは、Ｈ５亜型の強毒性インフルエンザウイルスであることが動物衛生研究所の検査で確認されたと、29日の朝、農水省が発表した。 　このため岡山県と農水省は、発生農場で飼養されている鶏の殺処分と半径10km以内の移動制限を実施した。移動制限区域には採卵農場が16（85万羽）、ブロイラー農場が２（約９万8000羽）の計18農場がある。 　農水省は29日朝に、松岡大臣以下幹部職員が出席して「高病原性鳥インフルエンザ対策本部」を開催。感染経路の究明を行うとともに、野鳥やネズミなど野生動物の鶏舎への侵入対策、人・資材・車両などの衛生対策を徹底・強化して、ウイルスを鶏舎に入れない対策の強化を訴えていくことにした。 　宮崎県清武町、同県日向市そして今回の高梁市の場合も早期発見・早期通報によって迅速な初動防疫が行われいるが、とくに高梁市の場合は十数羽が死亡した段階で通報されており、松岡大臣はそのことを「評価すべきだ」と対策本部会議で述べたという。

（２００７.１.３０）

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