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採卵鶏の売上高、利益とも大幅増 〜平成17年度担い手農業者
(法人経営)の決算 −農林漁業金融公庫


 農林漁業金融公庫がまとめた平成17年度の法人経営の担い手農業者の決算は、畜産の経営状況が好転もしくは好調を維持し、特に採卵鶏は売上高、利益とも大幅に増加した。また、耕種も全般に好調を維持したが、茶は悪化した。集計したのは、同金庫のスーパーL資金融資先1180を対象に調べた平均値。
 畜産では、酪農が需給緩和で生乳価格は下落したが、規模拡大により増収となった。しかし固定資産が増え、収益性はやや悪化した。
 肉用牛は、米国産牛肉の輸入停止で国産牛価格が高かったため、経常利益はほぼ前年並みの4400万円と良かったが、規模拡大が積極的におこなわれ、借入金は大きく増加した。
 養豚も、牛肉や鳥インフルエンザが発生した鶏肉の代替需要で増収、増益だった。
 採卵鶏は卵価高が続き、売上高は前年より1億100万円増の7億9600万円、経常利益は前年の200万円の赤字からいっきょに4400万円の黒字に転換した。
 耕種は稲作が前年より米価が下がったが、規模拡大などで収益性が改善された。果樹は固定資産増加で収益性は悪化。茶は低価格で減収減益となり、資金繰りもタイトで借入金が増加した。

用語解説
スーパーL資金=農林漁業金融公庫による融資で、認定農業者が機械の導入や農地の取得等をする時に長期間(26年まで)借りることができる。

(2007.1.31)

 

 

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