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99.9%が管理基準に適合 〜家畜排せつ物法施行状況調査結果 
−農水省


 農水省が平成18年12月1日時点で調査した、畜産農家の家畜排せつ物法(平成11年11月に施行、16年11月から本格施行)の管理基準の施行状況では、ほぼ100%が適合していることがわかった。
 畜産経営による苦情の発生や、家畜排せつ物の河川、地下水などへの流出による水質汚染の防止、排せつ物のたい肥への利用などを義務づけた家畜排せつ物法では、畜産施設の構造と排せつ物について管理基準を定めている。
 管理基準を守る必要があるのは牛は飼養頭数10頭以上、豚同100頭以上、馬同10頭以上、鶏2000羽以上の畜産農家。対象農家数は6万33戸で、全畜産農家数12万7061戸の47.2%。このうち99.9%に当たる5万9982戸が基準を守っていた。
 管理基準に適合していない畜産農家数は51戸で、前回調査(平成17年12月1日)の75戸より減った。

(2007.2.15)

 

 

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