農業協同組合新聞 JACOM
   
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食品・外食企業への農業者派遣研修(第3回)実施
−農林漁業金融公庫


 担い手農家の後継者や農業法人の職員が民間企業での業務体験を通じ、実需者ニーズの把握や商品管理、経営ノウハウを学ぶのを支援するため、農林漁業金融公庫は食品・外食企業への農業者派遣研修を2月末におこなう。平成17年に開始して、今年で3回目。
 研修生は大学、農業者大学校などを卒業して就農した20代の若者が中心で、「農産物流通の現場を直接みて営農に活かしたい」との意欲が強いという。
 受け入れ企業側では、産地での後継者不足に危機感を持っており、「やる気のある後継者は応援したい」との声もある。
 農林漁業金融公庫は研修生と受け入れ企業をコーディネートする。
 今年は7名の研修生が、高級果実小売の(株)千疋屋総本店(研修期間は2月20日〜24日)、洋食チェーンの(株)つばめ(同2月20日〜24日)、食品スーパーのサミット(株)(同2月19日〜28日)で学ぶ。
 食品・外食企業からは農業の現場を体験したいという希望も寄せられており、公庫は今後検討したいとしている。

(2007.2.19)

 

 

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