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18年産大豆集荷見込み、15万9000t −大豆情報委 (2/15)


 大豆情報委員会(全中・全農・全集連)が2月15日に開かれ18年産大豆の集荷見込み数量や今後の販売計画などが示された。
 18年産大豆は九州などで天候不順や台風の影響で収量が低下したが、作付け面積が前年より8000ha増えたことから農水省が公表した統計では前年より5900t(3%)多い23万900tだった。
 このうち全農、全集連の集荷量は15万9482tを見込んでいる。前年比で11%の増。1月末の集荷数量は約12万5000tで集荷見込み数量に対する進度は78%となっている。
 等級は1・2等比率が57・7%と前年同期(49.5%)を上回っている。
 全農などは同委員会で今後の販売計画を示し入札販売約5万8000t契約栽培約6万9000t相対取引3万3000tとした。契約栽培はは種前契約では7万7800tを見込んでいたが、一部地域で作柄が平年を下回ったことから供給可能数量が減少。17年産に比べて契約栽培の比率が減り、かわりに入札販売数量を1割増やす計画としている。
 12月末までの販売数量は7651tで集荷見込み数量に対する進度は5%程度となっているが、情報委員会では今後は徐々に販売が進むとしている。

(2007.2.19)

 

 

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