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JGAPのEurepGAP同等性認証が最終段階に
5月にも同等性認証が発行される見通し −日本GAP協会


 NPO法人日本GAP協会は、JGAPのEurepGAP同等性認証の作業が最終段階に入り、早ければ5月18日に確認が終わり、EurepGAPから同等性認証が発行される見通しだと16日に発表した。
 EurepGAP同等性認証とは、EurepGAPが他のGAPに対して、その認証がEurepGAP認証と同等以上であることを認めること。JGAPが同等性認証を取得すると、JGAPの審査を受けてJGAP認証を取得した農場は、希望すればEurepGAPの認証書も同時に入手することができるようになる。
 同等性認証の作業は、06年4月末から始まり、今年の3月28日までにJGAPの基準など文書上の審査が終わり、4月20日に農事組合法人和郷園(千葉県)で、実際に現場での審査に使えるものかどうかを検討。その後、EurepGAPの最高技術機関である技術委員会がいままでのすべての工程を確認し、最終的にEurepGAP同等性認証を発行するかどうかを判断する。
 日本GAP協会は、同等性認証が発行されることはほぼ間違いないとして今回の発表となった。
 武田泰明日本GAP協会事務局長は、EurepGAPは米国のバイヤーも使うなど世界的な標準になりつつあり、日本の農産物輸出品が「EurepGAPと同等に扱われることになる」とその効果を語った。

(2007.4.18)

 

 

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